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中日航空路線にも釣魚島問題の影響 日本に大打撃

 

春秋航空は上海と鳥取を結ぶ臨時チャーター便を取りやめると発表した。吉祥航空も沖縄行きの新路線の開通を遅らせると発表した。春秋航空の張武安スポークスマンによると、初めの計画では、9月23日から10月25日まで、臨時チャーター便が上海と鳥取を結び、1便あたりの旅客数は180人になるはずだった。「だがご存じの通りの原因により、この臨時チャーター便計画を取り消すことにした」という。吉祥航空は9月20日に上海-沖縄路線を開通する計画だったが、実際に確認された通り計画は遅れている。

日本で激しい競争を展開する日本の航空二大大手の日本航空と全日空にとってみれば、中日路線はまもなく予定よりも早く冬を迎えることになる。全日空によると、中国と日本で販売された団体航空券にキャンセルが出ており、予約も目立って落ち込み、ビジネス旅行にも影響が出始めている。9月から11月までの統計によると、日本で販売された団体航空券は約3800枚、中国で販売された団体航空券は約1万5千枚がキャンセルになった。9-11月の中国路線(香港を含む)の航空券販売可能枚数は約88万枚だ。

全日空の中国路線の旅客便は、北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、成都、廈門(アモイ)、広州、香港の10都市に就航している。これらの都市のほとんどで、日本へのツアーが全面的に行き詰まっている。日本航空が提供したデータによれば、これまでにキャンセルされた9-11月の航空券は9850枚に上る。両航空会社の責任者は、中国から日本への航空券の予約にキャンセルが相次いでいることは、企業にとって小さくない損失であり、事態が一日も早く収束することを願うとしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2012年9月21日

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