ロイター社が19日に紹介した、世界的なコンテンツサービスプロバイダーIHSの自動車部門がまとめたデータによると、日産をはじめとする日本の自動車メーカーは、ここ数日間の中国での生産停止により、2億5千万ドルの損失を出すことが予想される。また今後は世界最大の自動車市場である中国市場で、販売が低迷する危険があるという。ブルームバーグ社が19日、ある業界関係者の話として伝えたところによると、日本の自動車メーカーが今、中国で直面している危機は、昨年の東日本大震災に続く津波による損失を上回る可能性があるという。「環球時報」が伝えた。
報道によると、IHS自動車部門の予測では、20日現在、生産停止により日本の自動車メーカーは1億4千万台の生産ができなかった。1台あたりの販売価格を1万8千ドルとして計算すると、2億5千万ドルの損失を出したことになる。この数字は今後さらに増加するとみられる。トヨタによると、中国の工場の一部はまだ再稼働していない。ホンダの2つの工場はまだ生産を停止している。日産の工場はすでに復旧したという。
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