人気SUVのCR-Vもまた、リコールを発表した。東風ホンダは8月にリコール報告を発表し、「運転席のドアラッチに欠陥があるため、2012年1月17日から2012年6月19日に生産された2012年版のCR-Vの一部(計7万6415台)を、2012年8月3日からリコールする」とした。
◆ティアナ、回転センサーに欠陥
セダン販売で好調をキープしている東風日産も、今年夏にリコールを発表した。東風日産は8月22日より、2005年7月27日から2008年4月23日に生産された、QR20型エンジンを搭載した一部のティアナ(計1万1277台)のリコールを開始している。リコール対象車のエンジンに取り付けられている回転センサーは、高温の条件下で長時間使用された場合、内蔵チップの溶接部分に「ひび」が生じるおそれがある。エンジンの故障警告灯が点灯される、加速性能が低下する、低速運転中にエンストが生じる等の安全リスクが存在する。
◆日本車の地位に揺らぎ
東莞市の某ディーラーの関係者は、「東莞市で最も売れ行きが好調なのは日本車だが、かつての圧倒的なシェアは失われている。東莞市では現在、欧米車の発展が著しく、フォルクスワーゲンやゼネラル・モーターズの新車が飛ぶように売れており、供給不足で値上げに踏み切っているほどだ」と語った。
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