中華文明発祥の地・中原の魅力をアピールする「中国河南省観光説明懇親会」(主催:河南省観光局)が23日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で催された。三重県の石垣英一(いしがき・えいいち)副知事をはじめ、西日本の自治体職員や観光業界関係者ら100人以上が出席した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
河南省の張大衛・副省長が同省の人文・歴史・自然景観など、豊かで多彩な観光資源を紹介し、「河南は中国の縮図です。河南にいらっしゃれば、中国文化の奥深さや中原の大地で沸き起こるビジネスチャンスを感じていただくことができるでしょう」とあいさつした。
張副省長はさらに、「現在、中日交流は深まる一方で、人々の往来も増え続けています。日本は河南にとって、第二の外国人観光客市場です。今年は省都・鄭州と大阪を結ぶ国際線が就航し、河南-日本間の往復がより便利になります。中日国交正常化40周年という節目に大阪で観光説明会を開催させていただくことは、両国交流の強化、そして河南・大阪の観光業界の健全な発展に新たな活力を注ぐことになるでしょう」と寄せた。
懇談会では、「四大古都」に代表される古き街並み、清き山水がスライドで紹介された。また少林武術も披露され、出席者を魅了した。
中国東方航空(上海市浦東区)日本支社の周兆中・副支社長(大阪支店総経理)は、同社が今年7月に就航させる大阪-上海-鄭州線について説明した。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年5月24日 |