小関会長はプロジェクトの歴史を振り返り、「将来的には、中国の未来を引き継ぐ若人の方々により深く日本社会と日本の企業文化を理解していただき、日中両国民、とりわけ両国青年間の相互理解と協力が促されることを期待します。5年前の2007年、中国日本商会会員企業130社から集まった義援金は2億円となり、その後の5年間で毎年2回、中国の大学生の方々が延べ10回訪日されました。第10回となる今回は、第1期の最終回でもあります。本プロジェクトの非常なる成功は、両国民間の相互理解増進にきわめて大きな役割を発揮しており、第2期のスタート、すなわち今後3年間でさらに6回、同じく中国の大学生の方々が延べの訪日活動をご支援させていただきたく存じます」と祝辞を寄せた。
一行は今月28日、大阪から日本入りし、京都・静岡・箱根などを経て東京に赴き、来月6日に帰路に就く。10日間の期間中、中国の大学生らはワコール(京都市南区)、静岡県農林技術研究所(静岡県磐田市)、ヤマハ発動機(同)、資生堂鎌倉工場(神奈川県鎌倉市)、日本郵船氷川丸歴史博物館(横浜市中区)、JR東日本本社(東京都渋谷区)、三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区)など日本の多くの大手企業・著名機関を訪問する。また早稲田大学(東京都新宿区)見学のほか、日本人家庭でのホームステイ体験、人気アニメ制作現場、清水寺(京都市東山区)、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)なども訪れる。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年5月24日 |