日本の玄葉光一郎外相は17日、名古屋市で開かれた市民対話集会で講演し、外交力強化のため在外公館を大幅に増やす方針を表明した。
玄葉外相は現在134の大使館数について、中国と約30の開きがあり、特にアフリカでは大きく溝を開けられていると指摘。少なくとも150まで増やす方針を表明した。
中日関係については「中国の経済成長は日本にとってチャンスだ。両国は戦略的互恵関係の深化とウィンウィンの実現に努めていく。今年は日中国交正常化40周年にあたり、文化交流を実施し、人的往来を促進する」と説明した。
また、日米中3カ国の戦略的均衡と安定の重要性を考え、日米中3カ国対話枠組みの構築に全力で取り組んでいく方針を示した。
南京大虐殺を否定した河村たかし名古屋市長の不適切な発言については、南京大虐殺に対する日本政府の見解に変更はないと述べた。
日本外務省の横井裕報道官は2月24日、「日本政府は旧日本軍が南京で大虐殺を行った事実を否定しない」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年3月19日
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