中国国防部の耿雁生報道官は4日、日本政府が2日に発表した2011年度の防衛白書をめぐり、「『中国の脅威』を故意に誇張しており、他に魂胆があると思われる。中国はこれに断固として反対する」と述べた。
耿報道官は、日本の2011年度防衛白書に関する記者からの質問に答え、「中国は終始一貫して平和的発展の道を歩み、隣国と友好的に付き合い、隣国をパートナーとする外交方針を堅持し、防衛的な国防政策を実行してきた。中国が国防と軍隊の近代化を強化しているのは、国の主権と領土保全を守り、経済社会の順調な発展を確保するためである」とし、また「日本が中日関係を維持するという大局から出発し、隣国との相互信頼増進と、地域の平和・安定維持にとって有利な行動をとるよう希望する」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月4日
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