【新華社広州4月20日】第109回中国輸出入商品交易会(広州交易会)の第1期が同日閉幕した。商務省国際貿易交渉副代表の崇泉氏は今交易会で先ごろ開かれた中日展示会知的財産権保護セミナーに送った書面あいさつの中で、交易会で中国の知的財産権保護の前進が示されたとし、経済の発展に伴い、知的財産権の保護は中国自身の発展に必要なものになっていると指摘した。
崇氏はまた、中国は知的財産権保護で厳しい挑戦(試練)に直面し、インターネット上の偽物や海賊版がますます深刻化しているとし、各国との保護協力を強化することを願い、尽力していると強調した。
同セミナーは中国商務省と日本経済産業省が共催するハイレベルフォーラム。崇氏はあいさつの中で次のように述べている。
▽近年、広州交易会は商標の保護管理重視から徐々に特許、商標、著作権の全面保護に進み、専門の苦情受け付け機関を設け、効果的な展示会知的財産権保護システムを法に基づき徐々に確立、整備した。
▽経済の発展に伴い、知的財産権保護は中国自身の発展に必要なものとなり、昨年、特許出願数が世界第2位、商標登録数が世界第1位となった。知的財産権は中国の国家戦略となり、その保護には堅固な基礎がある。
|