地震と津波による被害が深刻であるとして、日本の大手自動車メーカーのトヨタとホンダは３月12日、14日の操業を停止すると決定した。操業再開のめどは今のところ立っていない。

トヨタ自動車が「国内第３の拠点」と位置付ける宮城県大衡村の工場と岩手県金ヶ崎町にある関東地区最大の工場は、生産ラインの損壊が激しく、すでに使用不可能となった。トヨタ自動車によると、すべての従業員はすでに避難を済ませたという。

ホンダも、栃木県の研究所と部品製造工場を地震の被害により休業にするほか、部品の供給が受けられないため、埼玉県、静岡県などの主要生産拠点も14日より操業停止にするとしている。

12日と13日が祝日であることに加え、地震と津波の避難が続くため、両社ともに、今のところ生産再開のめどが立っていない。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年3月12日