対話前に握手する張副部長(右)と佐々江次官
中日両国は28日、東京で第11回中日戦略対話を行った。中国側は張志軍外交副部長(外務次官)、日本側は佐々江賢一郎外務事務次官が出席し、中日関係その他重大な問題について積極的、率直に、踏み込んで意見交換した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
双方は▽中日両国首脳による昨年末の面会や接触によって、両国関係は改善と発展へ歩み出した▽今年は中日関係にとって非常に重要かつ鍵となる年であり、両国首脳間の共通認識を実行に移し、両国関係の健全で安定した発展を促すべきだ----との認識で一致。「共に努力してさらに政治的相互信頼を強化し、各分野の実務協力を深め、国民感情の改善に力を入れ、敏感な問題を適切に処理して、来年の中日国交正常化40周年に向けて良好な雰囲気と条件を築く」ことで合意した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年3月1日
|