外交部の定例会見で4日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。
――ギョーザ問題に関して、先週中国の品質検査当局と公安当局の担当者が会見を開いたが、その見方は日本側と隔たりがあり、双方は現在捜査協力の方法について話し合っている。メタミドホスがギョーザの袋の外側から内側に浸透する可能性について、双方の結論が違ったのは実験の条件が異なるからだが、両国の当局が実験の資料や方法を交換することはあるのか。
先週木曜に国務院新聞弁公室の記者会見で、国家品質監督検査検疫総局と公安部の担当者と専門家が、調査の進捗状況とこれまでの結果をすでに紹介した。これについてわたしがつけ加えることはないが、これは人為的な個別の事案であり、調査は今も継続中だということを強調しておきたい。中国側は極めて責任ある姿勢で本件を重視するとともに、迅速な行動を取ってきた。中国は中日双方が協力を強化し、できるだけ早く事実の真相を究明し、できるだけ早くこの問題が適切な解決を得るようにすることを希望する。最終的な調査結果の発表まで、両国の関係当局と世論は客観的・冷静・理性的な姿勢で、事実を重んじ、科学を信じ、公正な結論を得るようにしなければならない。日本側との協力を引き続き強化し、調査の新たな進展を可能にすることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2008年3月5日 |