東京着任後間もない崔天凱・新駐日特命全権大使は9日午後、新橋の東京華僑連合総会を訪問し、知らせを聞いて駆けつけた数十人の在日華僑代表との、簡素だが心のこもった面会の場を設けた。中国新聞社が伝えた。
ジョンズ・ホプキンス大学の修士号と豊富な外交経験を持つ崔・新大使は、現在の祖国の発展状況や中日関係、両国で間もなく開催される重要活動を紹介したが、自身の過去の経歴については少しも触れず、それどころか日本での長期留学・業務経験も日本語学習歴もないことを包み隠さず打ち明け、「ですからわたしは小学生のように、みなさんに謙虚に教えを請わなければなりません。どのようにすれば、より良く華人・華僑にサービスを提供できるのか。みなさん全員がわたしの先生です」と語った。
崔大使はすべての発言に注意深く耳を傾けた上で、「大使館はみなさんの家です。同胞の皆さんの日常的な帰宅を歓迎します」と再び強調した。
写真(1):華僑・華人代表と語り合う崔大使
写真(2):華僑・華人代表と記念撮影する崔大使
「人民網日本語版」2007年10月10日 |