中日両国は6月25日、上海虹橋空港から東京羽田空港間の定期国際旅客チャーター便を就航する契約を結んだ。同便は2007年中に就航する予定。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
この日、中国民用航空総局の楊国慶・副局長と日本の冬柴鐵三・国土交通相が、北京で定期旅客チャーター便の就航に関する議事録に署名した。協定によると、可能であれば10月8日前後に双方でチャーター便の試運航を行う。就航から一定期間は双方が一日2便を運航する。
楊国慶副局長は「中日両国は2008年北京五輪期間の中日間チャーター便についても調整、準備中で、また両国間の航空運輸市場の中期的発展の枠組みについても積極的に協議している」と述べた。
中日両国は1974年に民用航空運輸協定に調印し、現在ではお互いにとって最も重要な国際空運市場の一つとなっている。去年一年間で両国間の空運企業が乗せた旅客は延べ750万人を超えている。現在、中日両国の16の航空会社が、毎週あわせて738便のフライトを運行しており、中国19都市と日本17都市間をつないでいる。
「人民網日本語版」より2007年6月27日 |