李総理はまた、「今年は中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる。中日関係には課題とチャンスが共に存在する。中国政府は日本との関係発展を重視しており、歴史を鑑とし、未来に向かうという精神にのっとり、中日間の4つの政治文書を基礎として、中日の戦略的互恵関係を推進し、理解と共通認識を深め、矛盾と意見の相違に対処し、交流・協力を着実に推進し、両国関係を正常な発展の軌道に戻すべく推進していきたい」と指摘したほか、「中国は断固として平和的発展の道を歩み、地域および世界各国との友好協力発展に尽力していく。中国の発展の根本は、13億の国民により良い暮らしを提供することだ。我々は自国の発展のために平和的な国際環境と、安定した周辺環境を求めると同時に、地域と世界の平和・安定・発展の維持に努めている。日本はこれからも平和的発展の政策をとり続け、地域国家と向き合い、地域の恒久的な平和・安定・発展のためにしかるべき役割を果たしてほしい」と強調した。
谷内局長は、「日中が政治・経済・文化などの交流を強め、相互理解を深めることは非常に重要なこと。このたびのハイレベル政治対話では収穫が得られた。日中関係にはチャンスもあるが、問題もある。日本は平和的発展の道を堅持し、大局的見地から歴史問題を直視し、中国との対話・意思疎通を保ち、意見の相違を適切に処理し、日中関係の発展を推進していきたい」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年7月19日
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