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朝鮮半島に求められる正のエネルギー

 

朝韓和解は膠着状態打開の重要なルート 

 朝鮮半島問題は大国の要因によってきわめて複雑化しているが、朝韓関係もまた重要な影響を及ぼしている。朝鮮と韓国の和解が実現すれば、核問題の解決に大いに役立つだろう。現在の情勢は朝鮮半島の先行きにきわめてマイナスの影響を及ぼしている。一方では、対抗が強まり、和解の可能性が減っている。またその一方で、朝鮮に対する経済制裁の効果にも限りがあり、朝鮮経済が改善されれば、それは政権の安定と対抗力の増強を意味する。そのため対抗の危険性も徐々に高まるだろう。これはどちらにとってもメリットのない「ルーズルーズ( lose lose)」の構造である。したがって、朝鮮と韓国は大国の影響下で活路を見出す必要はなく、二国間関係の改善から着手し、現在の危険な膠着状態を打ち破ることが可能なのである。  

注目すべきことに、韓国国防部が米日との覚書締結を発表したと同時に、リュ・ギルジェ(柳吉在)韓国統一部長官が 2014年12月29日の記者会見で、「韓国政府は朝鮮に対し、2015年 1月に双方が共に関心を持つ問題をめぐって対話を行うことを正式に提案する旨を電話で通知しており、韓国側提案に対する朝鮮側の前向きな反応を期待している」との旨を表している。朝鮮側が対話の提案に対し前向きな反応を示せば、韓国側はリュ・ギルジェ氏が代表団を率いて会談に出席する見込みだ。朝鮮と韓国が2015年に幸先の良いスタートを切り、朝鮮半島問題の解決に向けて正のエネルギーを増やすことを願っている。

「北京週報日本語版」2015年1月21日

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