2014年11月22日の朝8時30分、河北省張家口市崇礼県にある密苑雲頂スキー場は今冬初のスキー客を迎えた。北京、天津、上海、深センなどから来たスキー客のほとんどは前日に次々とこの地に集まっていた…" /> 冬季五輪に夢託す山間のまち -- pekinshuho
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冬季五輪に夢託す山間のまち

 

大衆基盤のあるスキー

あるスポーツの展開は、広範な大衆の参与と切り離すことができないスキー種目もまさにそうだ。崇礼県の郝世花スキー学校で、インストラクターを務める馬馳さんは生徒にスキーの知識を説明していた。馬さんは、「以前、私もアマチュアのスキー愛好者で、その後スキーをする回数がだんだん多くなるに従って、このスポーツから離れられなくなった」と話す。馬さんはこのスキー学校の創立者で全国アルペンスキーチャンピオン、郝世花氏の生徒だった。今、馬さんはこのスキー学校のインストラクターになっただけでなく、学校の運営総監督を務めている。

「私たちの技術を世界のトップ技術と同レベルにするため、毎年、若手のインストラクターや優秀な生徒をカナダ、オーストリア、ニュージーランドなどに派遣して交流学習を実施している。この取り組みは私たちのスキー技術を向上させただけでなく、現地でのスキー普及をも大きく推進している」。調べによると、同スキー学校は中国初の職業スキー訓練機関であり、唯一中国政府に指定されたスキーインストラクターの研修審査拠点でもある。現在、同校は世界とリンクする中国のスキーインストラクター等級体制の構築に力を入れている。

1980年代から、崇礼県の一部の小中学校でスキーの授業が行われ始め、スキーはこの地である程度大衆基盤を持つようになった。観光業の開発と経済の絶え間ない発展に従って、1996年、崇礼県の県委員会政府はスキーを「富民強県」の特色ある産業に定めた。長年の発展を経て、現在では、スポーツとしてのスキー、競技、リゾートを一体化した観光産業体系が出来上がっている。現在、全県のスキー場の総面積は35平方キロ、スキーコースは82本で全長69キロに及んでいる。各種リフトは24本、全長1万7000メートル余りに達し、1日の輸送能力は延べ4万人となっている。雲頂、万竜、多美楽地、長城嶺の4つのスキー場の規模とグレードは国内でトップレベルに達し、「雪の郷」の名にふさわしい。

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