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悲劇を繰り返してはならない
 第四に、大衆の資質を高めなければならない。中国は人口が多く、中国人は賑やかさにつられたり、物見高くて一カ所に集まったりしやすい。それ自体は過度に非難すべきことではないが、中国人にはもう1つ、押し合いへし合いしやすく、修養が足りないという特徴がある。切符を買うのに押し合いへし合いし、バスに乗るのに押し合いへし合いし、観光地で押し合いへし合いする。人が多い所でさえあれば中国人の押し合いへし合いの「腕前」を見ることができる。さらに重要なのは、一部の人は公共の所で個人の行為を管理する能力だけでなく、自分の情緒をコントロールする能力も足らず、騒いだり押し合ったりする行為が珍しくないことだ。外灘の将棋倒し事故では、こうした悪習が一つの例外もなく、余すところなく露呈した。 

文明はある社会の基本的な公共道徳の規範であり、中国人は自身の文明資質と公衆意識を高めるよう努力しなければならない。これもまた将棋倒し事件のような隠れた危険を取り除くための必要条件であろう。 

もちろん、国民の資質は一夜にして向上できるものではない。政府関係者はこれを理由に政府が負うべき事故任を減じてはならない。政府は安全問題に対応する能力を持たなければならない。政府の任意識は公共安全を保証する先決条件である。 

将棋倒し事故の生後、上海だけでなく、全国各地の政府が群衆の集まる場所の安全問題をきわめて視した。これが一時的なものではないことを望む。各地政府が、上海市政府のように公共イベント中止という過激な方法で公衆集会の安全を保障することは不可能だ。旧正月と元宵節という伝統的祝日の到来とともに、中国は再び人々が多く集まる活動のピークを迎える。雑踏や混雑の発生は避けがたい。上海外灘の将棋倒し事故が各地政府に警鐘を鳴らし、似たような惨劇が繰り返されないことを望む。

「北京週報日本語版」2015年1月7日

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