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APEC閣僚会議が閉幕 6つの共通認識

高虎城部長は次のように述べた。

閣僚会議では、多角的貿易体制の支持、FTAAPの構築推進、グローバル・バリューチェーンとサプライチェーンの協力促進、経済技術協力の強化といった議題をめぐり意見を交換し、重要な共通認識に達した。まもなく開催される首脳会議に向け、基礎を固めた。

会議では多角的貿易体制を支持することが改めて言及され、できるだけ早く交渉の行き詰まりを打開し、バリ合意の成果を全面的に実施し、「バリ後(ポスト・バリ)の作業」の計画制定を急ぐことで一致した。

また、2014年より地域経済統合の強化と、FTAAPの構築推進に向け適切な措置を講じていくことで合意した。「FTAAP実現に向けたAPECの貢献の北京ロードマップ」をめぐって共通認識に達し、FTAAP実現に関連する課題にかかる共同の戦略的研究を開始し、全面的かつ系統的にFTAAPの構築を進め、最終的なFTAAP実現に向けて有利な条件を整え、基盤を固めることで合意した。

会議では「グローバル・バリューチェーン発展と協力推進のための APEC戦略的ブループリント」及び「グローバル・バリューチェーン APEC 付加価値貿易測定(TiVA)に関する戦略的枠組」を承認、世界のバリューチェーン発展に有利な政策環境と貿易測定体系を共に構築していくことを決定した。

さらに、経済技術協力の重要性が改めて言及され、「APECの貿易投資の発展促進をめぐる能力建設の戦略的計画」を承認。妥当性の高い経済技術協力と能力建設に力を入れ、発展途上の加盟国の貿易・投資発展能力を高めていくことで合意した。

両氏は最後に、「閣僚会議が円満に終了し、首脳会議に向けた準備は整った。今年の首脳会議では豊富な成果が得られ、新たな突破が実現され、アジア太平洋地域の共同発展、繁栄、進歩に向け、大きな原動力が注入されるだろう」と述べた。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年11月9日

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