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インフラ建設と連結性がAPECの新支柱に

 

王震宇中国国際問題研究所副研究、中国太平洋経済協力全国委処長 )

ここ数年、インフラと連結性はアジア太平洋経済協力APEC)の重要議事日程になっており、2014年APEC会でも三大議事日程の一つに取り上げられている。いわゆる連結性には、ハード面の連結性、ソフト面の連結性、人的連結性が含まれる。ハード面の連結性は、主にエコノミー間の物流、交通、エネルギー、通信などインフラの連結・統合を通じてサプライチェーンの機能を高めることを指す。ソフト面の連結性とはエコノミー間制と作業手順における協力と一致性、人的連結性とは国境を跨いだ人の移動を指す。 

APECエコノミーの人口は計28億人で、世界人口の40%を占めている。購買力平価で算すると、そのGDPは世界量の54%を占め、貿易量は世界貿量の44%を占める。世界行のレポートは、サプライチェーン連結性の効率が10ポイント上がると、APECの実質GDPが210ドル増えると指摘している。APECが推進する連結性強化によって、物品のよりスピーディーな移動が可能になるだけでなく、人の移動もよりスムーズになる。国連世界観光機関(UNWTO)と世界旅行ツーリズム評議会の共同レポートによると、2016年までに、ビザ利便化によってAPECエコノミーを訪れる国外の観光客は3800万人~5700万人増加し、それによって620億~890ドルの観光収入がもたらされ、新たに180万~260万の雇用機会が創出されると見られている。 

『連結性の青写真』はアジア太平洋連結性協力制度化の重要な保 

APECは一貫してインフラ建と連結性協力を非常に重視してきたが、具体的な推進と実行の面ではまだ多くの課題に直面している。例えば、インフラ建と連結性協力には大量の金的支えが必要だが、APECは資金調達機能を持っていない。またインフラ建と連結性協力には経済協力とキャパシティ・ビルディングによる牽引が必要だが、この点においてもAPECは優位性を持っていない。 

このほか、太平洋の西両岸とAPEC各エコノミーの要求が大きく違うことや、APEC自体の拘束性や実行力不足といった問題も影響しており、インフラ建と連結性協力進を阻んでいる 

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