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中越海上紛争の行方(二)

 雷小華(広西社会科学院東南アジア研究所研究員)

経済依存と文化的共感の向上が必要

反中暴動事件は、中国が多方面から督促し必要な対抗措置を講じたことで、ようやく静まった。しかし海上では、ベトナムは依然として中国側の正常な建設作業を妨害し、掘削設備警戒区域への侵入を強行し、中越船舶の海上衝突が続いている。だがこうした衝突がさらに過熱する可能性は高くはなく、主権アピール行為が多くなるだろう。このつりあいの取れない「戦争」で、ベトナムはそもそも勝てる見込みもなければ、持ちこたえられる見込みもないからだ。

中越関係悪化、ひいては目に見える形での衝突、特にベトナムで起きた深刻な反中暴動事件において、中越どちらにとっても勝者はいない。ベトナムについて見てみると、第一に、ベトナムの国際的信用が傷つき、投資イメージが損なわれた。ベトナム政府が在ベトナム外資企業の財産と生命の安全を保護できなかったことで、その国際的信用はひどく傷ついた。今後外国投資家がベトナムに進出する場合、投資環境と国内の安定を改めて評価する必要に迫られることになり、ベトナムが将来外資を誘致する上で一定の困難と試練になる。第二に、反中暴動事件はベトナム経済にとって弱り目に祟り目となった。今回の暴動でビンズオン省の労働者6万人が失業したのは自業自得だ。第三に、この反中暴動事件で、ベトナム政府上層部の意見が食い違い、内部で一致した戦略を立てられないことも浮き彫りになった。ベトナム政府は政府広報においても危機の瀬戸際に向かいつつある。

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