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CICA首脳会議の7つの注目点

 

■「欠落」を補う「アジアの新安全保障観」

アジアは世界で最も発展の活力と潜在力を備える地域であると同時に、安全保障上の脅威と衝突、不穏な状態の「深刻な被災地域」「ハイリスク地域」でもあり、古くからの試練と新たな問題が併存している。現在、アジアには安全保障協力が「欠落」している。中国は相互信頼、互恵、対等、協力を特徴とするアジアの新安全保障観を打ち出し、共通の安全保障、総合安全保障、協調的安全保障、持続可能な安全保障を共同提唱する。

■共同ビジョンを描く「上海宣言」

CICAは構成国が多く、各国の利益の調整は困難を伴う。だがアジア諸国の多様性と差異性はまさに各国にとって問題解決の知恵の源泉となる。首脳会議は国際・地域情勢に対する構成国の共通の見解を明らかにし、CICAの今後の発展の計画を打ち出す「上海宣言」を発表する。

■ホームグラウンド外交

中国にとってCICA上海首脳会議は今年の2大「ホームグラウンド外交」の1つであり、外交の目玉だ。中国側は議長国として、CICA首脳会議でホームグラウンドの強みを発揮し、中国の主張を打ち出し、アジアの知恵を集めることを約束した。もう1つの「ホームグラウンド外交」は11月に北京で開かれるAPECだ。

■伝統的安全保障から非伝統的安全保障へ

カザフスタンのナザルバエフ大統領がCICA創設を提唱した際に念頭に置いていたのは伝統的安全保障面の問題だ。だがアジア地域では非伝統的安全保障面の試練が広がり続けている。今回のCICA会議ではテロ、国際犯罪、麻薬製造・密売の取締りなどの面でアジアの実務協力を推進する。

■「アジア方式」で相互信頼・ウィンウィンを図る

アジアの事はアジアが主導するべきであり、アジアの安全はまずアジア諸国自身の協力強化によって実現すべきだし、それは完全に可能だ。アジア地域の多様性はアジア諸国の生命力と持続可能な発展を維持する文化的厚みであり、CICAは地域の強みを発揮して安全保障協力体制の構築を推進する。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年5月20日

 

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