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海外メディアが中国両会に注目

 

3月3日午後、全国人民政治協商会議(政協)第12期全国委員会第2回会議が人民大会堂で開幕し、俞正声主席が政協全国委員会常務委員会活動報告を行った。5日には、全国人民代表大会(全人代)も開幕する。

3月3日午後、全国人民政治協商会議(政協)第12期全国委員会第2回会議が人民大会堂で開幕した。

「中国は少数民族地域の発展促進を追及」。ロイター社は3日、このタイトルで、昨年4月から今までに、新疆地域で警察を含む100人余りが騒乱で死亡したと報じ、「中国政府は、こうした騒乱には経済面の根本原因があることに気づき始めている。特に新疆南部のウィグル族居住地域の発展には深刻な立ち遅れが見られ、仕事の機会が少ない。政府は大量の資金を投じてこの問題を是正している」とした。

「中国の金持ちと有名人が北京に集まり政協会議に参加」。AFP通信社は3日、月曜に会場入りした政協委員2172名の中には、億万長者や政治指導者の子孫、スポーツ・芸能界のスターがかなりいたと報じた。同通信社は、昨年中国で5人が腐敗罪名で政協委員の資格を剥奪された、とした。「両会の季節迎える中国」。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日付で、両会の開幕は昆明テロ事件の影響を受け、安全問題に触れられるのは避けられないが、両会の重点は依然として経済だ、と報じた。また、3日に開幕した政協会議は始まりにしかすぎず、真の山場は5日に開幕する全人代だとし、「中国執政党は両会の場を借りて、特に今年の各データが中国経済の減速を示す状況下で、中国の経済と社会の改革をどう展開するのかについて、自らの考えを説明するだろう」と報じた。記事はさらに、「李克強総理は5日に活動報告を発表し、一連の重要問題について述べるだろう。報告で触れなくても、両会終了後に全国中継される記者会見で説明するだろう」としている。

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