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中国、本格的に4G時代へ

本誌記者 蘭辛珍

12月4日午後、工業情報化部は中国の三大移動通信キャリアにTD-LTE方式の4G(第4世代移動通信)ライセンスを正式に交付した。これは中国の電子通信業界が本格的に4G時代に入ったことを示している。

TD-LTE規格は中国が主導する4G国際移動通信規格だ。国際的に普及しているもう1つの4G規格FDD-LTEについては、工業情報化部は「条件が整ってから交付する」とした。

4G市場の宴

中国の移動通信キャリア3社のうち、中国移動(チャイナ・モバイル)は4Gでフライングとも言える早いスタートを切っている。今年すでに417億元を投資し、100都市以上に約20万カ所の4G基地局を設置した。中国移動は2014年に4Gネットワークのカバー都市を300以上まで拡大する計画だ。

宏源証券通信業界アナリストの胡穎氏は、「工業情報化部の4Gライセンス交付は、2014年から大規模なネットワーク構築が展開されることを意味する」と指摘する。2014年、中国移動と中国電信(チャイナ・テレコム)はいずれも4Gネットワーク構築に450億元を投じる計画で、中国聯通(チャイナ・ユニコム)は100億元を投じる予定だ。4G基地局などネットワークインフラ建設期間は3~5年になると見られ、投資規模は総額で5000億~1兆元になる見込みだ。

北京科技大学経済管理学院教授の劉澄氏は、「4Gネットワーク構築には大量のネットワーク設備購入が必要になるし、携帯電話端末もアップグレードと世代交代の波を迎えるだろう。同時に、ネットワーク速度が速くなり、端末が良くなれば、ソフトウェア企業もより優れたアプリケーションをさらに開発するようになり、電気通信サービスレベル全体の向上にもつながる」と指摘する。「4Gによって牽引される端末製造、チップ、ソフトウェアなど川上・川下産業、各種付加価値電気通信サービス企業、IT企業は、いずれも4G時代の宴を享受することになる」と劉澄氏は言う。

劉澄氏はさらに、「中国において、3Gは展開後3年間で4556億元の投資を直接牽引し、3558億元の端末側サービス消費額をもたらし、123万人の雇用を創出した。4Gがもたらす経済・社会の効果利益は3Gを超えるだろう」と指摘する。

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