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軍備増強に走る安倍首相の狙いは何か

 

 歴史潮流逆行の末路

安倍首相の右翼路線は極めて大きな危険性をはらんでいる。その政治目標の実現には敵対的な国際環境が高まる必要があるため、安倍首相は釣魚島と海洋問題を利用してこうした環境を作り出してきた。安倍首相の政策は冒険主義に満ちている。日本は危険な軍事行動で中国海軍の正規活動に対する干渉を繰り返し、先日などは軍艦を派遣して中国の海上演習圏に進入し、2日にわたって接近偵察を行った。このような不測の事態を招きかねない行為は、日本が衝突挑発も辞さないことの表れだ。

安倍首相の冒険主義の国内政治基盤は日本政界の右傾化である。冷戦後、米国が日米軍事同盟の機能を地域や世界に広げる中で、日本の右翼はその勢力を伸ばしてきた。彼らは「普通の国になりたい」という社会心理を利用して、戦後体制脱却を推進し、ますます極端な傾向を見せるようになった。

しかし、こうした基本理念を持っていることで、日本の右翼は国際社会で多くの制約を受けることになった。日本が日米同盟体制を口実に役割を発揮しようとしても、米国の下っ端の役柄しか演じられない。日本が中国との衝突に米国を巻き込んでその目的を果たそうとすれば、最終的には骨を折った挙げ句にかえってまずいことになるだろう。

さらに重要なのは、日本の右翼が歴史の潮流に逆行していることだ。歴史問題上の時流に逆行した行為は、その道徳的基盤を根本から弱めた。協力によってしか問題を解決できないこの時代に、古臭い霸権国家の道を再び歩み、対抗することで利益をはかろうとしても、事が成就することはないだろう。

「北京週報日本語版」2013年11月11日

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