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中国、ブロードバンド発展を国家戦略に

                              本誌記者 蘭辛珍

 

国務院が「ブロードバンド中国」戦略実施プランを発表した。2020年までに、中国はブロードバンドネットワークインフラ発展レベルにおける先進国との差を大幅に縮小し、ブロードバンドのもたらす経済成長、サービスの利便性、発展のチャンスを国民が十分に享受することを目指す。

ブロードバンド戦略3ステップ

中国のブロードバンド人口普及率は2012年末現在9.5%で、世界平均の8%を上回ってはいるが、先進国の普及率25.6%よりはるかに低い。また、40%のユーザーが依然として4Mbps以下のブロードバンドアクセスを使用しており、先進国で主流の18Mbpsにはるかに及ばない。国内のブロードバンド普及も不均衡で、農村のブロードバンド人口普及率はわずか6.3%と、都市部より12.6ポイント低い。

こうした現状に基づき、国務院は「ブロードバンド中国」戦略実施プランを発表し、「ブロードバンド中国」戦略を3段階に分け着実に推進していく方針を打ち出した。

第1段階は全面的スピードアップ段階(今年末まで)。光ネットワークと3Gネットワーク構築を重点的に強化し、ブロードバンドネットワーク通信速度を高め、ユーザーのインターネットの使い勝手を改善・向上する。

第2段階は普及段階(2014年~2015年)。ブロードバンドネットワーク通信速度向上を引き続き推進すると同時に、カバー範囲と規模の拡大を加速し、応用・普及を進めることに重点を置く。

第3段階は最適化グレードアップ段階(2016年~2020年)。ブロードバンドネットワーク最適化と技術の進化・グレードアップを重点的に推進し、サービス品質、応用レベル、ブロードバンド産業サポート力を世界の先進レベルまで引き上げる。

発展改革委員会政策研究室主任の李朴民氏の予測では、2015年までに、中国はこの戦略の実施を通じ、国民経済と社会発展の必要性に適した、広帯域で、統合された、安全性の高い、ユビキタスな次世代国家情報インフラを初期構築し、学校や図書館、病院など公共機関でほぼブロードバンドアクセスを実現する。2020年には、中国のブロードバンドネットワークインフラと先進国との差が大幅に縮小すると同時に、技術革新と産業競争力で国際先進レベルに達し、比較的健全なネットワークと情報体系が形成される見通しだ。

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