世評集団の経営構想
世界信用評級集団は格付けと利益衝突のない各国民間機関の出資により設立され、いかなる国や政治経済集団の利益も代表しない非主権的な信用格付け機関である。世評集団は二重の格付け体系の構築を目指す。すなわち、既存の主権的格付け体系に非主権的格付け体系を加えて2つの体系を並存させ、格付けリスクを互いに抑制均衡する新たな国際格付け体系を築いていく。
世界信用評級集団は香港に本社を置き、世界金融センターであり世界で最も盛んに発展する経済体系に隣接しているという優位性を活かす。集団の創始者3名はそれぞれ世界信用評級集団の経営幹部に就任する。大公国際資信評估有限公司董事長兼総裁の関建中氏が董事長に就任し、ラス・レーティング総裁のリチャード・ハインズワース氏が最高経営責任者(CEO)、イーガン・ジョーンズ総裁のショーン•イーガン氏が董事を務める。
「北京週報日本語版」2013年6月28日 |