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農産物価格の安定

 

効果はどの程度か?

政府の農産物需給・価格安定政策について、国都証券農業市場アナリストの郝軍氏は、「栽培周期の関係で、食用穀物栽培奨励政策にどれだけの効果があるかは今のところまだなんともいえない。はっきりするまでしばらく時間がかかるだろう」との見方を示している。

郝軍氏はさらに次のような見解を示した。「中国では、主要な食糧生産地域は国の食糧安全を保障するという重要な任務を負っている。しかしGDPを中心とした政治業績審査体制があるため、地方各級政府はそれぞれ個別にGDP成長目標を設定している。食用穀物栽培はさしあたって効果利益が低いため、主要な食糧生産地域の地方官僚は、食糧生産に関する仕事を企業や投資の誘致など経済成長を牽引するプロジェクトより後回しにしている。一部の地方官僚は耕地を工業建設用地に転用してしまうことすらあり、目に見えない形で食用穀物の作付け面積が減っている。官僚のGDP政治業績観を変えず、食用穀物栽培奨励策だけに頼るのでは、食糧生産の安定は見込めないだろう」。

豚肉買い入れ政策は食用穀物栽培奨励政策よりも直接的な効果が表れ、市場もすばやく反応していた。

しかし農業部の市場モニタリングによると、5月13日の全国卸売市場の豚肉平均価格は1キロ当たり17.93元で、5月10日から2.0%下がった。豚肉買い入れのニュースが市場に速やかなプラスの反応を起こせなかったことは明らかだ。

郝軍氏によれば、近年の中央の冷凍肉買い入れ状況から見ると、毎回買い入れのできる数量は比較的限られているという。2009年6月~2010年5月までの冷凍豚肉買い入れは計29万トン、2012年は3回の買い入れで計10万トン、2013年に入ってからは現時点までに7万5000トンを買い入れている。しかし全国の年間豚肉生産量は5000万トン前後で、国の買い入れ量はその1000分の5にすぎない。国が実際に中央備蓄肉を保存できる冷凍庫の規模は60万トン前後で、全国の年間豚肉生産量に占める割合もわずか1%前後だ。

2009年と2011年には、中央の豚肉買い入れ後、豚肉市場価格はすぐに下げ止まり安定した。当時の政策は、短期的には豚肉価格に対する引き上げ効果があった。しかし2012年と今年は、豚肉を買い入れても市場の動きに以前ほど顕著な効果が見られなくなった。郝軍氏は、「豚肉買い入れ政策が打ち出されたばかりの頃は、養豚農家に対する心理的影響が市場への実際の影響より大きかったため、短期的には豚肉価格が一時下げ止まったり下落幅が減ったりした。しかし買い入れを繰り返すうち、養豚農家がこの市場法則になじんだため、心理的な影響が弱まり、市場への影響も次第に小さくなった」と分析する。

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