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人民元と豪ドルが直接取引開始

                                  本誌記者 蘭辛珍

オーストラリアのギラード首相が4月初めに行った中国訪問は非常に成功したと言えるだろう。両国の政治、外交面の関係がさらに進展した以外にも、経済分野の協力成果が注目された。両国が4月10日から人民元と豪ドルとの直接取引開始で合意し、為替レートはドルとの連動制を廃しマーケットメイク方式で直接取引されることになった。豪ドルはドル、円、ルーブル、リンギットに次ぐ人民元直接取引通貨となった。

市場のニーズ

国家発展改革委員会対外経済研究所国際協力室主任の張建平氏は、「人民元と豪ドルの直接取引は、両国経済発展の緊密なつながりの結果だ」としている。

現在、中国はすでにオーストラリアの第1の貿易相手国、第1の輸入先、第1の輸出市場となっている。オーストラリアも中国にとって重要なエネルギー鉱物資源貿易相手国だ。2012年末現在、中国はオーストラリアの対中投資プロジェクトを累計で約1万件認可しており、実質ベースでオーストラリア資本を累計72億ドル使用している。中国のオーストラリアに対する各種投資は400億ドルを超え、オーストラリアは中国企業にとって重要な投資先になっている。

人民元と豪ドルの直接交換ができるようになると、中豪間でドルを仲介しない取引が可能になり、両国間で直接ビジネスをしている企業にとって大きなメリットとなる。1つには、これまでのようにドルを仲介して取引する必要がなくなって米国に手数料を払わずに済むようになり、コストを低減できること。2つ目は、量的緩和状況下においてドルは変動幅が比較的大きく、リスクも比較的高いが、人民元と豪ドルの直接取引により、ドル変動のリスクを逃れられるということだ。「両国の企業と投資家の通貨両替はさらにスピーディーになり、2カ国間貿易と投資をいっそう推進するだろう」と張建平氏は話す。

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