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「有毒米」危機

 

深刻な汚染問題が明らかに

カドミウムは毒性の高い重金属で、顔料や電池など多くの物に応用されている。人体が長期的にカドミウムを摂取すると癌を発症し、低量摂取でも健康に害がある。カドミウムの人体蓄積潜伏期間は長い場合10年~30年に達し、腎臓など器官の疾患や痛みを伴う骨疾患を引き起こし、次の世代の健康に影響が及ぶこともある。中国を含む多くの国がカドミウムを食糧における重点監視測定対象としており、中国の関連基準は、米のカドミウム含有量が1000グラム当たり0.0013ミリグラムを超えてはならないと強行規定している。

中国科学院水生生物研究所副所長の徐旭東氏は、「基準値を超えるカドミウムを含んだ米は、中国の土壤汚染がすでに食糧の品質と安全に影響するようになっていることを露見させた」との見方を示している。

中国のどれだけの土地がすでに汚染されているのか?今のところ明確なデータはない。環境保護部と国土部は2010年に全国の土壤汚染状況調査を行い、調査範囲は450万平方キロメートルに及び、長江デルタ、珠江デルタ、環渤海地域、東北老工業基地など中国の工業発達地域を重点的に調査したが、調査の結果は今のところ公表されていない。

2011年10月25日、環境保護部の周生賢部長は第11期全国人民代表大会常務委員会第23回会議で報告を行い、「中国の土壤環境品質は全体的に楽観視できず、汚染された耕地は1000万ヘクタールに上り、全耕地面積1億2000万ヘクタールの8.3%を占める」とした。これは目下のところ中国の土壤汚染に関する最も権威あるデータである。

湖南省望城県橋驛鎮洪家村で、稲苗に保護シートをかぶせる農民。

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