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博鰲フォーラムから見た中国の世界での役割

 

基調講演を行う習近平国家主席

 会期3日間の2013年博鰲(ボーアオ)アジアフォーラム国際会議が8日、閉幕した。今回の会議は議題設定から活動日程まで、至るところに「アジアに立脚し、世界に目を向ける」という特徴が体現されていた。これは、ホスト国である中国の、各国との発展機会共有、アジアの共同発展促進、世界の発展難題解決などにおける役割を十分に表すものだった。

博鰲アジアフォーラムは2001年2月に正式発足し、2002年に第1回国際会議を開催した。博鰲アジアフォーラムは最初から「アジアに立脚し、アジア諸国間の協力を推進する」、「世界に目を向け、アジアと他地域間の対話とつながりを強化する」という2つの顕著な特徴を持っていた。

今回の博鰲アジアフォーラム国際会議の議題には、「中国の特色と世界の特徴」が十分に表されていた。今回のフォーラムには、中国の改革アジェンダ、都市化、「中所得国の罠」対策、経済構造調整、企業革新、「走出去」(海外進出)など中国の「ローカル」な議題もあれば、G20制度化、国際金融管理、世界債務リスクなど「グローバル」な議題もあった。

博鰲アジアフォーラムの「グローバル」な色彩は、今回の会議最初の正式シンポジウムから余すところなく体現された。4月5日夜に行われたシンポジウムでは、司会をマイクロソフト社の張亜勤グローバル副総裁が務め、出席者には中国人の企業家や経済学者も、ノーベル経済学賞を受賞した米国の経済学者エドムンド・フェルプスなど国際的人物も含まれていた。

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