注目点(2):実務協力の展開が中ロ関係発展の戦略的任務になる。訪問期間中、習近平主席とプーチン大統領は、両国のハイレベルの政治関係の優位性を各分野の実務協力の実質的成果に変えていくことで合意した。そのため双方は「『中華人民共和国・ロシア連邦善隣友好協力条約』実施綱要(2013年~2016年)」を採択・実施し、両国の総合国力と国際競争力を共同で高めていく。
中国の新指導者は、中華民族の偉大なる復興の実現は近代以降の中国人民の最も偉大な夢だとの考えを提起した。同時に、ロシアも強国への足取りを速めており、2020年までに1人当たりGDPを先進国レベルにする、または近づけるという目標を打ち出している。
「『中国の夢』であれ『ロシアの夢』であれ、その核心は国家強盛と民族の偉大な復興の追求だ。両国は経済建設を最も重要な任務とし、良好な外部環境を必要としている。これは中ロ協力の重要な方向となっている」と陳玉栄氏は話す。
注目点(3):中ロ経済協力は量と質のバランスの取れた発展の実現を目指して努力していく。姜毅氏は、「中ロ間の経済関係は政治関係に後れを取っている」という言い方は完全に正しいとは言えないとする。「この10年の両国の経済貿易往来は、金融危機の際に打撃を受けた時期を除けば、終始2ケタ成長を保ってきた」と陳氏は言う。
統計によると、中ロ間の2カ国貿易額は20年で14倍成長し、2012年には882億ドルに達し記録的成長となった。習近平主席は外遊前、BRICSのメディアの共同取材を受けた際、「中ロ2カ国間の貿易額を2015年に1000億ドルにするという目標を前倒しで達成する」との意向を明確に打ち出した。
注目点(4):青年交流が人・文化協力の重点になる。中ロの指導者は共同声明で、両国は効果的に中ロの人・文化協力の行動計画を実行し、ロシア「中国観光年」の各行事を実施するべきだと指摘した。長期的な交流メカニズムをベースに両国の青年交流を拡大し、2014年~2015年に中ロで相互に青年友好交流年の行事を行う。
「北京週報日本語版」2013年3月25日 |