2013全国両会が閉幕した。半月に及んだ今回の両会は、中国の今後の改革発展を決定づける重要な会議であった。党の第18回党大会精神は一連の重大政策に変わり、国家経済と人民生活に深遠な影響を及ぼすだろう。「新旧交代」、「中国の夢」、「機構改革」など、代表・委員らの議論の焦点と庶民の関心を象徴する10の「両会ホットワード」から、民主プロセスの足音が聞こえてきた。
【ホットワード1】新旧交代
中国の国家指導部が歴史的新旧交代を完了した。
第12期全人代第1回会議で、中国共産党中央総書記、中央軍事委員会主席の習近平氏が国家主席、国家軍事委員会主席に選出された。習近平国家主席の指名により、会議は李克強氏の国務院総理就任を決定した。
両会期間中、全人代常務委員会委員長、副委員長、常務委員会メンバー、国家副主席、国家軍事委員会副主席、最高人民法院(最高裁)院長、最高人民検察院検察長などが新たに選出された。
投票に参加した代表らは、選挙と表決の過程は合法的かつ透明であり、この結果は上から下への意思疎通と未来志向の特徴を体現していると評価した。
【ホットワード2】中国の夢
「偉大なる復興の実現は、近代以降の中華民族の最も偉大な夢だ」。今年の両会期間中、「中国の夢」は代表・委員らが頻繁に口にするホットワードになった。
いかにして「中国の夢」を実現するのか?両会期間中、代表・委員らは、「国民が目で見て手で触れることのできる実際的メリットをもっと得られるようにする」、「革新で発展戦略を駆動し、経済構造調整を推進する」、「生態文明建設を強化し、環境保護に力を入れる」、「科学技術で軍備増強」など、積極的に提案を行った。
【ホットワード3】7.5%
今年の政府活動報告は、2013年経済成長の目標を再び7.5%前後に定めた。
代表・委員らは、7.5%の目標設定は合理的かつ客観的であり、科学発展観に合致しており、この数字の背後には、中国発展モデル転換の緊急性と必要性がはっきりと現れていると評価した。
|