両会プレスセンター初の記者会見が2日午後に行われ、第12期全国政協第1回会議の呂新華報道官が国内外の報道陣に会議の状況について説明し、質問に答えた。
第12期全国政協第1回会議は3日午後3時に人民大会堂で開幕し、9日間の会期を経て12日午前に閉幕する。すでに各準備作業は全て整った。2日正午までに2237人の委員中、すでに2153人が事務局に到着を届け出た。提案840件、会議発言原稿338件が事務局に届いている。
呂報道官は「第11期全国政協の任期5年間は、人民政協事業を継承しつつ革新し、強固にしつつ発展させた5年間だった。少し前に招集された第11期全国政協第20回常務委員会議で、次期全国政協委員の名簿がまとめられた。この名簿は全体として、新たな情勢下における、最も広範な愛国統一戦線組織および協商民主の重要なルートとしての全国政協の要請に沿ったものであり、4つの特徴がある。第1に広範な代表性。第2に合理的な全体構成。中共委員が39.9%、非中共委員が61.6%を占める。女性委員は第11期全国政協第1回会議を上回る17.8%となった。56民族全てが委員を輩出している。第3に適切な新規選出と退任の割合。第4に高い総合的資質」と述べた。
■執政に新風
良いスタートの堅持を希望
第18回党大会後、新中央指導部は一連の新たな政策と規定を推し進めた。こうした新政、新風、新理念について、呂報道官は「新指導部の発足以来示されている執政の新風によって党のイメージはより実務的で透明なものとなり、国内外の世論から好評と称賛を博した」と指摘。
「こうした新たなスタートが堅持されていくことを希望する。われわれの多くの問題は規則や制度の欠如ではなく、堅持の問題だ。政協委員は作風の変化が庶民のための事業と結びつけられることを、より期待している」と述べた。
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