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次なる改革の春がやってくる

安 剛(本誌特約評論員)

まもなく開催される2013年「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)で、中国指導部の交代は最終的に完了する。

習近平総書記をはじめとする中国共産党新指導部が発足して2カ月余りが過ぎた。中国のメディアは新指導部の滑り出しについて「夢のようなスタート」と評価している。こう評価される理由は、民衆が新指導部の執政新風をはっきりと見て取り、希望に満ち溢れる春の訪れと人々の心を奮い立たせる美しい「中国の夢」の幕開けを感じ取ったからだ。

改革の再出発

「国民夢指数」(国民の満足度)は社会の団結力、活力を検証する上で重要な参考となる。包み隠す必要もないことだが、中国は一時「国民夢指数」が急激に下がり、浮き足だった陰鬱な時期を経験し、貧富の差拡大、社会的公正の侵害といった問題が注目の焦点になった。これは中国が発展過程において経なければならない曲折であり、さまざまな改革のボトルネックの形成や「中所得国の罠」の出現に起因するものであり、世界的な経済不況とも直接関わっている。

新指導部は問題を回避したり、民意の発露を阻害したりしていない。第18回党大会閉幕後に起きた一連の出来事を振り返れば、新指導層からの改革の足音がはっきりと聞こえてくる。

習近平氏は「中国の夢」という概念を打ち出し、「中華民族の偉大な復興の実現が、近代以降の中華民族の最も偉大な夢だ。われれれ各個人と集団の夢はこの偉大な夢に沿ったものであり、この夢を後押しするものであるべきだ」と指摘した。また「空論は国を誤らせ、着実な取り組みは国を興す」と強調。この講話は「強国」、「富民」という中国社会における2つの最大公約数的テーマを際立たせ、中国社会の結束力を改めて高めようと訴えかけた。

甘粛省蘭州市内の市場を訪れて野菜の価格、供給、販売の状況を確認する習近平総書記。

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