Imprimer cet article

Commenter cet article

北京週報>>トップ記事一覧  
新たな岐路に立つ朝鮮半島情勢

 

朝鮮半島が揺れ動きながらもほぼ均衡と安定を保つことが、中国の利益に最も適っている。朝鮮を過度に刺激しない、六カ国協議の重要性を重ねて言明するなど、基本的配慮がなされるという前提において、中国は安全保障理事会決議第2087号に賛成票を投じ、半島情勢の激化を防ぐよう努めた。次なる一歩として、中国は早急に重点を半島と2カ国間関係に戻し、主体的に各国と接触し、意見や関心事項を聴取し、自分の立場を明らかにし、必要な時には朝鮮との間を行き来して仲介役を務め、朝鮮が主な精力を民生に投じるよう促し、米国と韓国が理性的な対朝政策を取るよう導き、半島情勢が悪化ではなく改善へと向かうようにしなければならない。

中国が積極的に半島の平和と安定を守るのは、完全に自国の利益を考えてのことで、他国に代わって朝鮮を管理しているのではない。中国人は米国のアジア太平洋地域における対朝鮮戦略意図と対中国戦略意図を切り離して考えたことはないし、また切り離して考えることは不可能だ。中国と朝鮮は互いに密接な関係にあり、中朝関係がどれだけ正常化しても歴史と地縁の影響から脱することはできない。朝鮮は自尊心の極めて強い主権国家だ。中国の朝鮮に対する影響力は一部の人が思うほど小さくもないが、一部の人が大げさに触れ回るほど大きくもない。自身の戦略利益と国際社会の共同利益を尺度にして、慎重かつ巧みにこの影響力を活用することは、中国が東北アジア地域で独自の建設的役割を果たすための鍵である。

「北京週報日本語版』2013年1月30日

   前のページへ   1   2   3  

查查日语在线翻译
查查日语在线翻译: