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2013年、東北アジアはどこへ向かうのか?

大きく揺れ動いた2012年が過ぎ、中・日・韓・朝4カ国の指導者は全く新しい顔ぶれが揃い、2013年は新たなスタートの年となった。中米間のアジア太平洋における相互作用はますます敏感で複雑になり、地域内の駆け引きが広く注目を集めている。新たな1年、東北アジアという国際関係上の鍵を握るパワーゲームの舞台の情勢はどう変化するのか?

中米関係が東北アジア地域構造の基軸に

(葉海林  中国社会科学院アジア太平洋・グローバル戦略院『南アジア研究』編集部主任)

今後1年、ともにスムーズに移行を終えた中米2国間の関係が東北アジア地域構造の基軸となるだろう。米国はオバマ大統領の2期目に入り、米国の対中政策と中国の対米政策は調整されてしかるべきだ。方向性を変えないことを前提にした頻度の調整である。この調整は周辺国に重大な影響をもたらし、中米両国の相互作用は今後の東北アジア地域安全情勢の基調を決めるだろう。

しかし結局のところ、指導者の交替は注目されたが、基本的な対立や主要問題はまだ存在し、調整の余地には限りがある。そこに存在する問題とは構造的矛盾であり、西太平洋地域全体の安全保障構造の産物であり、実質的には中米両国関係の問題でもある。

オバマ大統領が最後の任期に入れば、外交政策上、国内政治との兼ね合いを考えることは少なくなる。つまり、より米国の国家利益に適うようになるということだ。もちろん、情緒的な発言が少なくなるというメリットもあるが、実質的な意見の相違についてオバマ大統領が譲歩することはないだろう。中国も同様だ。

2013年、東北アジア地域にとってプラスの側面は中日韓自由貿易協定交渉が進展する見込みがあることだが、そう簡単に実を結びはしないだろうし、交渉中は非常に多くの要素の干渉を受けるだろう。政治的相互信頼がないため、一部の小さな問題が大問題に発展する可能性がある。またそうであるからこそ、各国は大問題に発展することを慎重に避けるはずだ。今後1年の東北アジアの安全保障構造は、小さな揉め事が起こる可能はあるものの深刻な事態に至る可能性は低い。

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