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外国メディア、中国新指導部の執政新風に注目

 

【米国『アトランティック』ウェブサイト】

習近平総書記は今日、偉さをひけらかし無駄の多かった政府行為は終わりにすると誓った。習総書記の任期中、政府指導者が公開活動に出席する際にレッドカーペットの礼遇を受けることはないだろう。

外遊時には、大勢の随行人員や宴会、歓迎の横断幕を手配することもなくなる。感動のあまり涙を流す児童や手に花を捧げ持った学生たちに歓迎させることもなくなるだろう。会議時間は大幅に短縮される。これは主に習近平が「空論」を早急に禁じたいと思っているためである。

【米国『ウォールストリートジャーナル』ウェブサイト】

見出し:レッドカーペットを片付けよ――中国高層指導者に関する新規定

中国の新指導部は、業務処理のスタイルが以前と重大な転換を遂げるかもしれないというシグナルを発した。指導部は官僚のために迎賓のレッドカーペットを敷くのをやめるよう呼びかけ、腐敗と職権濫用でゆゆしく損なわれた中国共産党イメージの改善を図る。

先月中国共産党新指導部が選ばれて以来2回目の会議を開いた中国共産党中央政治局は、指導層向けの詳細な行動規範を発表し、その狙いを「本当の意味で民衆の信頼と支持を勝ち取る」ことだと説明した。

中央政治局常務委員会は先週、これまでとは様相の異なる非公式会議を開催し、中国共産党イメージに関する問題を提起したが、今回の会議ではそれが強化されたようだ。全国のテレビ局で放送された画面を見ると、先週の非公式会議に出席した指導者はカジュアルな服装で、習近平総書記は即興のスピーチを行い、よりリラックスした印象を与えた。

こうした努力の本当の成分が何かについては依然観察の必要があり、中国共産党がどれだけの努力を払えば根強い習性を変えることができるかも未知数ではあるが、少なくともこれまでとは大きく異なる行動を取るよう呼びかけてはいる。

【ロシア『ブズグリャド』ウェブサイト】

習近平総書記は中国共産党中央政治局会議で指導幹部、特に高級幹部に対し、「民衆の信頼と支持を勝ち取る」ために、贅沢な生活スタイルをやめ、必要性のない活動への参加回数を減らすよう求めた。

先ごろ開催された中国共産党「十八大」で、腐敗と官僚主義は「党と国の存亡にかかわる脅威」とされ、いかにして腐敗と官僚主義をなくすかに特に注目が集まっていた。

政治評論家は、「中国共産党の新指導者が大規模な反腐敗行動を始めたことは、党と国の新指導者の政治基盤を固めるのに役立つ」と見ている。

 

「北京週報日本語版」2012年12月10日

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