【シンガポール『聯合早報』】

中国共産党の新しい指導者は１２月４日、まずは自分から取り組み始め、大きな決意をもって仕事の取り組み姿勢を改善することを約束し、勤勉と節約を履行し、廉潔な政治に関する規定を厳格に遵守し、住宅や車両手配など業務と生活待遇に関する規定を厳格に実行することを誓った。

中国共産党の最高施策決定機関である中央政治局は４日会議を開き、政治局の仕事の取り組み姿勢改善や民衆との密接なつながりに関する８項目の規定について審議した。８項目規定には調査研究の改善、会議活動の簡素化、文書・報告の簡素化、外遊活動の規範化、警備業務の改善、ニュース報道の改善、文章原稿発表の厳格化、勤勉・節約の励行が含まれる。

会議は、仕事の取り組み姿勢改善にしっかり取り組むにはまず指導幹部、特に高級幹部や中央政治局から始めることが必要で、「人に対してやるように要求することはまず自分が実行できていなければならず、人にやらないよう要求することは自分も決して行わない」ことを強調した。

１２月５日、習近平・中国共産党中央総書記は北京人民大会堂で在中国の外国人専門家と親しく会談した　（李濤撮影）