人類の歴史の過程を全体的に把握し世界的視野を持つことは、中国共産党員が時局を判断し、戦略を練り、将来を把握する上での前提であり保障である。「十八大」はこの優位性をいっそう発揮し、中国の発展と世界の発展とをしっかりと連動させ、人類文明の発展に対する強い関心を世界へと伝えた。

党の最高ランク文献である「十八大報告」は、人類文明の進歩を共に推進するために、「人類運命共同体意識の提唱」と「人類の共同利益の増進」を初めて提起した。これは、中国と世界の関係発展が新たな歴史的スタート地点に立っていること、そして中国が地球という大家族にいっそう溶け込んだことを示している。中華民族はかつて輝かしい古代文明を創造し、人類文明の発展に不滅の貢献を果たした。今日の中国は人類文明のために新たな力の貢献、つまり中国の特色ある社会主義の探求と実践、国の現代化と中華民族の偉大なる復興を通じて、人類文明の発展に「中国式貢献」をすることを望んでいる。中国の台頭で、この星に新しく、より大きな平和要因が加わるだろう。

将来、中国共産党は様々なリスクや試練に耐えて、世界の大転換と人類文明の新発展の中で終始時代の先、世界の先を走ることができるのか？歴史進展の客観的法則、実践を積み発展を遂げたことによる自負、先を見通した未来志向の高遠な計画によって、「十八大」は中国共産党の路線に対する自信、理論に対する自信、制度に対する自信を世界に示した。

「北京週報日本語版」2012年11月16日