重要な歴史の節目に中央指導者グループの権力移行が行われた中国共産党第１８回全国代表大会（「十八大」）は、世界最大の執政党が２１世紀も力強く前進していくための方向性と道筋をいっそう明確にした。これにより今回の代表大会も中国と世界の歴史における輝かしい大会として位置づけられた。

「十八大」は時代とともに発展し、改革開放に努め、党の執政方法を改善し、初めて系統的・科学的に中国の特色ある社会主義の路線と理論体系、制度間の弁証的統一関係を論述し、初めて社会主義核心価値観を打ち出した。中国の特色ある社会主義理論体系の一部である科学的発展観を党の行動指南と長期的に堅持すべき指導思想として確立し、「五位一体」の全体配置を明確にして党規約に盛り込んだ。

党理論家らは「これらは『十八大』が共産党執政法則、社会主義建設法則、人類社会発展法則に対する認識を深め、新たな段階へと高めたことを示すものだ。８２００万余りの党員を有する中国共産党の長期的執政にとって極めて大きな財産である」としている。