本誌記者 張志萍
11月8日、おおいに注目を集める中国共産党第18回全国代表大会(「十八大」)が北京で開催される。会議では新しい中国共産党指導グループが誕生する。「米国大統領選挙と並んで、11月に世界で起こる2つの重要な出来事の1つ」とする外国メディアもある。
2010年から、中国は一躍世界第2の経済大国となった。計画では、中国は2020年に全面的に「小康社会」(ややゆとりのある社会)を作り上げる見通しで、今後10年は「特に正念場」となる。いかにしてこの目標を達成するのか?中国はどのように歩み続けるのか?
国の執政党として、今回の中国共産党最高指導者の正常な交代と引継ぎが中国の政治、経済、社会など各方面の発展と政策の方向性に深い影響を与え、中国の将来ないしは世界の将来に影響を及ぼすことは疑うべくもない。
今回の会議が世界から注目されるのはまさにそのためであり、中国人だけでなく世界の多くの人が様々な期待を寄せている。
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