特に新民主主義を出発点として、中国共産党は中国の特色ある社会主義の道を探求し、成功を収めた。もちろん中国には、広大な国土、歴史、文化、そしてその他条件による特殊性があるが、社会の進歩と平和な生活のために努力する人にとって、中国共産党政策の理論原則と物事の処理方法を研究し自らの戦略と施策のために結論を得ることは有益なことではないだろうか?相互学習の原則はしばしば強調されるが、中国共産党は過去数十年間、他国から多くを学んできた。他国の進歩の経験も学んだし、失敗の教訓も総括してきた。今、中国共産党のきわめて大きな成功体験を学ぶ必要性はますますはっきりしてきている。これは中国共産党が打ち出した「社会主義とは何か?社会主義を建設するにはどうすべきか?社会主義民主と社会主義法治国家の建設をいかにして推進するか?」という問題と特に関わってくる。
第18回党大会は、中国の社会主義発展の最重要要素がすでに定まった段階で開催される。最重要要素とは、経済発展戦略、財政政策、社会主義政治制度問題、社会主義民主、社会主義法制国家、意識形態教育、社会構造、国際政策等である。様々な場所で、共産主義政党や一部社会主義政党が21世紀の社会主義について討論しているが、その議論には中国共産党の経験を学ぶという決意が常に欠けている。
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