第18回党大会は、「前世紀末の激変は社会主義の終結ではないし、資本主義が歴史上最終的に正しかったわけでもない」という意識を世界規模で強化するだろう。多くの国、特に発展途上国の人々はますます大きな興味をもって中国の発展を見つめ、中国経済と社会発展のモデルを研究している。発展途上国以外にも、多くの国々で中国の経済政策、社会政策、技術理念、財政政策、国際政策、その他中国で起こる多くの出来事が注目され、真剣に研究されている。
マルクスとエンゲルスが社会発展規則を打ち出したように、中国共産党は歴史の発展を延長継続性を持つ革命変化の過程と捉えている。中国が植民地の泥沼や植民主義列強に統治された資本主義社会の中で没していかなかったのであれば、半封建・半植民地の中国社会に取って代わるのは植民地と封建社会を超越した社会であるはずだ。こうして、労働者階級とその政党指導者の下で、新民主主義革命、反帝国主義、反封建革命を経て社会主義革命に移行するという理論と実践が生まれることとなった。社会発展における全く新しい革命の道である。曲折や困難はあったが、それは革命の過程で理論と実践の新領域を切り開いた、創造性あふれる道であった。この道は中国の国情により決まったものだったが、今日、似通った条件を持つ国々の発展にとって参考にする意義がある。したがって、この道は中国の特殊な国情とだけ関連しているのではない。
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