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中日関係、「不惑」までの道のり

                          蔡亮 (上海国際問題研究院学者)

 

「政冷経熱」であれ「政熱経冷」であれ、どちらも正常な国家間関係ではない。では、正常な中日関係とはどのようなものだろうか?答えは簡単明瞭、「不惑」である。つまり、双方は心理上、しくみ上、行動上、中日関係の互いに対する重要性を認識し、その方向へと努力し、それが中日関係発展の大局であることをしっかりとつかむべきで、特定の問題にしばられて両国関係発展の重点を見失ってはならない。

釣魚島

今年は中日国交正常化40周年に当たる。孔子は40歳を「不惑」の年としたが、その意味は「人は40年という歳月を経た後は自分の信念が固まり、世間の様々なかまびすしい声や流言飛語に惑わされてどうしていいか分からなくなることもなくなる」ということだ。1972年から現在まで、中日関係は良い時も悪い時もあったが、時間の練磨に耐えて目覚しい進展を遂げ、相互依存を次第に深めてきた。例えば、中日間の貿易額は1972年当時にはわずか11億ドルだったものが、2011年には3449億ドルまで激増し、ここまでの規模に匹敵する国はそうそうない(国別では、中日間の貿易総額は中米間に次いでいる)。人民元と日本円の直接取引きも実現し、中日韓3カ国も3カ国間FTAについて交渉を行うことで合意している。このほか、現在中日間の人の行き来はすでに年間延べ539万人を超え、その他各分野の協力と協調も大幅に増えている。これに基づいて、両国は互いの関係を「戦略的互恵関係」と位置付けた。日本の言論NPOとチャイナデイリーが行った共同調査によると、中国人の78.4%、日本人の80.3%が「中日関係を発展させることは極めて重要だ」と考えている。この意味から言うと、中日関係は「不惑の年」を迎えたと言ってよいだろう。

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