厳しい訓練
7月24日、中国人民解放軍成立85周年を前に、陸航4団は初のプレスデーを開催した。国内外メディア86社の記者160名を招き、「第5の空間」と呼ばれる空間で活動する神秘の師団を間近に取材する機会を提供した。2008年から、国と軍隊の関連部門は毎年「八一建軍節」(8月1日の人民解放軍設立記念日)の前に「国内外メディアの兵営取材」活動を行っているが、その目的は中国の国防と軍隊の発展建設状況に対する理解を増進することだ。
中国人民解放軍が初装備した武装偵察ヘリコプター「直-9WZ」
2010年、陸航4団はアクロバット飛行隊を結成した。アクロバット飛行で使用する「武直9」は中国が自主開発・生産する軍用中型ヘリコプターで、中国人民解放軍が装備した最初の武装偵察ヘリコプターでもある。機関銃、航空機関砲、ロケット、ミサイルを搭載でき、空中と陸上の目標攻撃と陸に対する武力支援を行うことができる。
陸航4団副団長の趙徳栄大佐は李上尉と同じチームの一員で、「武直9」の機長でもある。「武直9」、「直11」、フランス系「小羚羊」(羚羊はカモシカの意)を含む3タイプのヘリコプターを操縦した経験があり、累計飛行時間は3000時間を超える。
「私もこの3種類のヘリを操縦したことがありますが、それぞれ違う思いを抱いています。最初の『直11』は私が入門の頃に操縦したもので、とても強い思い入れがあります。『小羚羊』は友であり、『武直9』は戦友です」。李上尉は笑いながらこう語った。
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