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中国文化発信への提言

 

◇絶滅した麋鹿やトキが復活◇

同じように日本で一旦は絶滅したトキも、懸命の努力で今年4月、36年振りに自然界でヒナが誕生した。Nipponia nippon(ニポニア・ニッポン)の学名を持つトキは、数100年前までは、日中に棲息していたが、2003年に最後の1羽が死亡、日本産のトキは絶滅した。1999年1月に中国からペアのトキが日本に贈呈され、同年5月に日本で初めて人工ふ化に成功している。その後、さまざまな問題を克服して繁殖が進められ、2011年まで5回にわたり78羽を自然界に放鳥。現在、自然界に放鳥された45羽と、飼育中の162羽の計207羽が日本に生存しているトキである。(4月15日現在)

今年4月22日には、自然界のトキとしては、1976年以来36年ぶりにふ化してヒナが誕生した。その後、続々と放鳥したトキのヒナが生まれ、再び日本の空にトキが飛翔する姿を取り戻そうと環境保護にも力を入れている。

生まれたヒナは、中国から贈られたトキの子孫で“中国産”のトキである。日中に棲息しているトキは同一種と確認されているので外来種ではないが、日本で絶滅したトキが自然界に復活したことは、爽やかな日中両国の協力による結果であることをもっと強調されてもよいと思う。

一旦は絶滅した動物を復活させた麋鹿とトキに関するシンポジュームを開催したり、その過程を記録した映像を一般公開するのは、学術的な価値があるだけでなく、双方の相互理解や文化発信にも貢献するのではないだろうか。

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