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e時代、仏教とインターネットの出会い

 

 

竜泉寺境内にある五観唐

 

「仏門の思想は善い縁を広く結ぶこと。仏門は広く開かれており、仏教はそもそも社会大衆向けのものです。仏教の伝達形式と布教方法も、適切に時代とともに発展し、社会と発展の歩みを同じくすべきです」。学誠法師は、「仏法の教理や教義は古い歴史を持つ伝統的なものだが、仏教徒と出家者は古代に生きているわけではない」と指摘する。

仏教が中国に伝来して2000年余り。しかし仏教は「歴史の遺物」にも「標本」にもならず、絶え間ない現地化の過程でつねに中国文化や人々の生活にとけ込んできた。「中国の仏教はもうかなり風俗習慣化しています。少なくとも仏教に好感を持つ人は非常に多い」と学誠法師は言う。法師によると、仏教はかつて民衆の精神文化生活を豊富にし、道徳教化し、社会を安定させ、民族団結を守るなどの社会的役割を発揮してきたという。中国では1978年の改革開放政策実施後、宗教や信仰の自由という政策を尊重し、守り、なおかつ全面的に実行してきた。「今のようなグローバル化時代、環境汚染や生態バランスの不均衡、資源不足など多くの世界的な課題の前では、中国の仏教も伝統文化発揚の促進や社会の精神文明建設の推進といった社会的責任を果たすべきです」。

「外国人は中国を知ろうとする時に、微博のようなとても小さな点から見ているのではないでしょうか」。8カ国語対応の微博について学誠法師は、「中国の仏教と出家僧の生活状況、信者の考え方を知っている人はそれほど多くはない。その原因は言葉の壁なのです」との見解を示した。

実際、学誠法師は2006年にはすでにボランティアの翻訳センターを設立し、大学教授や専門家、プロの翻訳家、海外帰国者など多くの高レベル人材を集め、法要の際には多言語読経や翻訳担当者交流シンポジウムなども行っている。

「文化交流はそもそも相互のもの。その過程でぶつかったり摩擦したりしながら共通点が見つかっていくのです」。学誠法師は、「共通点があって初めて共通認識が生まれ、共通認識があって初めて友ができる」と考えている。(写真はすべて石剛写す)

「北京週報日本語版」2012年5月14日

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