本誌記者 蘭辛珍
汚職と腐敗で拘留され取調べを受けた前の鉄道部部長、劉志軍は今も訴訟手続き中だ。昨年中国高速鉄道で300人余りの死傷者を出した「7・23追突事故」が中国人の心に残した暗い影もまだ消えていない。この2つの大事件で、人々の鉄道体制改革を求める声は日を追って高まっている。3月22日、国務院は国家発展改革委員会の「2012年経済体制改革の深化にかかわる重点活動についての意見」に関する通知を関係機関に発した。同意見には、今年「政企分開」(行政と企業の職責分離)と「政資分開」(行政管理者と国有資産所有者の職責分離)の要求に従って鉄道体制改革案を検討・制定し、鉄道部と発展改革委員会など関連部門に実行を命じるとの言及がなされていた。
これは中国が鉄道改革を再び始動しようとしていることを意味する。
消息筋の分析によると、今回の改革により、外資と民間資本が本当の意味で鉄道の建設と営業に参入することが可能になるという。

南昌-九江間にある高速鉄道九江区間を運行する高速鉄道車両 (胡国林撮影)
|