本誌記者 馬 力
中国最古の製陶技術、実際に体験できる伝統的な製紙技術と印刷技術、遥かなる美しきチベットの伝統あるタンカ(チベット仏画)、イ族(彝族)に伝わる最古の紡績技術……様々な無形文化遺産の保護成果を見ようと、多くの来場者が「中国無形文化遺産生産性保護成果大展」を訪れた。2月5日~2月15日まで、文化部など15の部門・委員会が共催した「中国無形文化遺産生産性保護成果大展」が北京の農業展覧館で開催された。生産性保護の面で著しい成果のあった伝統工芸、伝統美術、伝統医薬類など180項目余りが展示され、刺繍や紡績、製茶、剪紙(切り紙細工)、印刷、中国医学など、中華文化の特色を最も体現できる展示項目が来場者の視線をひきつけていた。
主催者の紹介によると、今回の展覧会はこれまでで規模が最大で、展示品の種類が最も幅広く、技巧が最も巧みで、作品が最も豊富な無形文化遺産の大型展示である。
大型景泰蘭(七宝焼き)技芸展『兵馬戦車』 (石剛撮影)
チベット・レゴン(熱貢)の『十五組仏タンカ』を鑑賞するお年寄り (石剛撮影)
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