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張業遂駐米大使、習近平副主席訪米の重要な意義を語る

 

中国の張業遂駐米大使は10日、ワシントンで中国メディアの共同インタビューに応じ、習近平国家副主席の訪米について、中米協力パートナーシップの構築を推進するうえで重要な意義を持つと指摘した。張大使の発言の要旨は以下の通り。

習近平副主席はバイデン米副大統領の招待で今月中旬に米国を公式訪問する。両国間の重要なハイレベル交流であり、両国元首間の重要な共通認識を実行に移し、中米協力パートナーシップの構築を推進することが主眼だ。中米双方は共に訪問を強く重視し、順調に準備を進めている。双方の共同努力の下、訪問は必ずや成功をおさめるだろう。

ニクソン大統領訪米と「上海コミュニケ」発表から今年で40周年を迎える。この間、中米関係は全般的に安定を保ち、大きな発展を遂げた。中米両国間にはいくつかの問題で見解の相違や溝がある。だが全般的に見れば共通利益が溝を上回り、協力が中米関係の本流となっている。

昨年1月に胡錦濤主席が国賓として訪米し、相互尊重と互恵・ウィンウィンに基づく中米協力パートナーシップの構築についてオバマ大統領と重要な共通認識にいたった。両国間では協力が深まり、利益の結びつきが緊密化するにつれて、共通利益も増加している。自国経済の発展と世界経済の成長の促進においても、地域の焦点やグローバルな試練への対応においても、中米両国はより良い協力を行う必要があるし、そうすることができる。

中米協力パートナーシップの構築には摩擦や溝の適切な処理も必要だ。これは中米両国の相互尊重、特に互いの核心的利益と重大な関心を尊重すること、そして対話や意思疎通を強化し、相互信頼を深め、誤った判断を避けることがカギとなる。

中国は発展途上国であり、平和的発展の道を揺るがず歩む。自国の発展によって他国の利益を損なう考えはない。中米関係はゼロサムゲームではない。中国の発展は中米協力に一層のチャンスをもたらすだろう。

中米両国が平和共存と共同発展という新しいタイプの大国関係の道へ歩み出すことは完全に可能だと信じている。(編集NA)

「人民網日本語版」2012年2月12日

 

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